このブログの一番のタイトルですが、私たちの体には、24時間365日休むことなく働いている驚くべきシステム、「免疫力」があります。
体を守る不思議なシステム
まず、免疫力について考えてみましょう。
免疫力は、まるで体の中の”自衛隊”のような存在です。外からの侵入者(ウイルスや細菌)が体内に入ってきたとき、それを見つけ出して排除する——。そんな重要な役割を担っているのです。
年齢とともに変化する免疫力
では、年齢を重ねることで、この大切な免疫システムはどのように変化していくのでしょうか。
年を重ねると、私たちの体は少しずつ変化していきます。特に気になるのが免疫機能の変化です。たとえば、体内で新しい免疫細胞を作る力が徐々に弱くなっていくのです。
これはまるで、工場の生産ラインがゆっくりと速度を落としていくようなものです。
また、すでにある免疫細胞の働きも、少しずつ鈍くなっていきます。
体の中の”自衛隊”が以前ほど素早く効率的に動けなくなるわけです。老化という表現をこのように表現すると、なかなか寂しいものですね。。
でも、これは決して悲観することではありません。
日々の習慣で変わる免疫力
なぜなら、私たちには日々の生活の中でできることがたくさんあるからです。
”虹色の食事”で免疫力アップ
まず大切なのが、バランスの良い食事です。
虹色の食事を意識してみましょう。緑の野菜、オレンジの果物、赤い魚、白い豆腐など、様々な色の食材を取り入れることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取できます。私生活の中で意識してみましょう。
特に注目したいのが発酵食品です。
味噌やヨーグルトといった発酵食品は、腸内環境を整えるのに役立ちます。
実は、免疫細胞の約7割は腸にあるとも言われています。腸の健康は、そのまま免疫力につながるのです。
質の良い睡眠が免疫を育てる
次に大切なのが、質の良い睡眠です。
寝室の環境を整え、規則正しい就寝時間を心がけましょう。
深い眠りは、免疫細胞の働きを活発にしてくれるので、マットレスの改善や寝る前の行動などを見直しましょう。寝具は比較的に結構値段が張る物が多いですが、ここには投資してもいいかもしれませんね。
運動で免疫力を活性化
運動も重要な要素です。
ただし、激しい運動である必要はありません。ウォーキングやストレッチなど、自分に合った運動を続けることが大切です。
特に、運動の時にはスマートウォッチなどを駆使して、心拍数を気にかけてみてください。140~149拍/分くらいに抑えることで、内臓にもよく、血行を促進し、免疫細胞の働きを助けてくれます。
こころの健康も大切に
また、ストレス管理も見逃せないポイントです。
強いストレスは免疫力の低下につながります。趣味の時間を持つことや、家族や友人との交流を楽しむことも、実は免疫力を支える大切な要素なのです。
おわりに
このように、年齢とともに変化する免疫システムですが、日々の小さな習慣の積み重ねが、実は大きな違いを生み出すのです。まずは、今日からできることから始めてみませんか?
健康的な生活習慣を続けながら、必要に応じて予防接種なども活用する——。そんなバランスの取れたアプローチが、より健康的な毎日につながるかもしれません。